循環型林業とゼロエミッションのものづくり
下川町でトドマツの枝葉から精油(=エッセンシャルオイル)を抽出する取組みが始まったのは1998年のことでした。循環型林業とゼロエミッションのものづくりを掲げる下川町では、資源も無駄にすることなく大切に、それまで林内に捨て置かれていた枝葉を森から運び出せば、次の世代の小さな木は育ちやすくなります。精油事業は町の森づくりの一環に取組む意識がありました。
試行錯誤の末、2001年、下川町森林組合の手によってこの枝葉を利用した精油が販売され、トドマツが北海道に生えるモミ属の木であることから、商品には「北海道もみの木」の名がつけられました。ゼロエミッションのものづくりで、森と健康を結びつけた、新たな分野への挑戦でした。
○準備中です